政府は筋書き通りに原発を再稼働できるのだろうか(3)

【IAEAから専門家がやってくるらしい】

なんでもIAEA(国際原子力機関)の専門家が10人ほど来日するらしい。

NHKニュースによると今回の来日は、日本政府の要請によるもので、調査団は、1月23日から31日までの9日間、原発の運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」が正しく行われているかどうか調査することにしているという。また、原子力安全・保安院が、「ストレステスト」の結果について「妥当だ」と評価した関西電力の大飯原子力発電所も訪れ確認するらしい。

ニュースによると原子力安全・保安院は、IAEAの専門家による今回の調査結果をもとに大飯原発の2基の運転再開に向けた最終的な評価書を準備することにしているらしい。政府がこのIAEAの調査を、伝家の宝刀のように振りかざして日本各地の原発再稼働の裏付けにしようとする姿が目に浮かぶようである。

私などはIAEAなどという横文字が並ぶと、とたんにものすごい権威を感じてしまうため、彼らが「日本のストレステストは妥当」と言うのならそうなのだろうなどとすぐに思ってしまいそうだが、どうも今回に限ってはそんな気になれない。

おそらく彼らは9日間かけてきちんと調査を行い、その範囲内で立派な調査結果を残してお帰りになるのだろう。彼らが原子力の専門家であることを疑うつもりは微塵もないが、滞在期間はたった9日間である。いくら専門家だとは言っても、そんなに簡単に我々の安全を判断されては困ると思うのは私だけだろうか。

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2012年1月22日(日)NPO法人公共情報センター 福地敏治

いま「物語屋」で販売しているマウリッツハイス美術館所蔵作品(複製画)

フェルメール作、真珠の耳飾りの少女の画像
フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
マウリッツハイス美術館所蔵

フェルメール作の絵画のなかで日本では最もよく知られている作品。実在の人物を描いた肖像画ではなく、不特定の人物の胸あたりから上を描いたトローニーと呼ばれる作品とされていますが、自分の娘の一人をモデルにしたという説もあります。

漆黒の背景に鮮やかな色彩の衣装、美しい少女の顔、みずみずしい唇、そして輝く真珠の耳飾りというさまざまな要素が絶妙のバランスで描き込まれている魅力的な作品です。

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フェルメール作、デルフトの眺望の画像
フェルメール《デルフトの眺望》
マウリッツハイス美術館所蔵

わずか2点しかないフェルメールの風景画の1点。生涯暮らしたデルフトの港と街の様子を描いたもの。

19世紀半ば頃、人々からその存在を忘れ去られていたフェルメールは、この作品を絶賛した美術評論家の論文によって再評価されるようになります。

またフランスの小説家マルセル・プルーストは、この絵を「世界でもっとも美しい絵」と評し、その代表作『失われた時を求めて』の中にこの絵を登場させています。

生涯を過ごしたデルフトの街に対するフェルメールの愛着を強く感じさせる作品です。

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レンブラント作、テュルプ博士の解剖学講座の画像
レンブラント《テュルプ博士の解剖学講義》
マウリッツハイス美術館所蔵

オランダ絵画の巨匠レンブラントは集団肖像画を得意としましたが、その最初の傑作が本作品。

アムステルダム外科組合主任解剖官ニコラス・テュルプ博士の公開解剖学講義の様子を描いたもの。当時アムステルダムに居を移したばかりだったレンブラントはテュルプ博士ら数人から依頼を受けこの集団肖像画を描き、高まりつつあった名声を不動のものとします。

後の傑作《夜警》にもつながるレンブラントの創意溢れる作品です。

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レンブラント作、スザンナの水浴の画像
レンブラント《スザンナの水浴》
マウリッツハイス美術館所蔵

『旧約聖書続編 ダニエル書補遺 スザンナ』を描いた宗教画。

裁判官という地位にある二人の長老が共謀して美しく貞淑な人妻スザンナを襲うが未遂に終わります。長老たちは自分たちの保身のためにスザンナを死罪にしてしまおうと画策しますが、神の命を受けたダニエルによってスザンナは救われ、長老二人は滅びるという話。

この物語を描いた絵画の多くは、裸体のスザンナと醜い長老二人をセットで描いていますが、レンブラントは裸体のスザンナが不安そうに振り返った姿だけで表現していることが特徴的です。

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ライスダール作、漂白場のあるハールレムの風景の画像
ライスダール《漂白場のあるハールレムの風景》
マウリッツハイス美術館所蔵

ライスダール(ロイスダール)はオランダ絵画黄金期においてもっとも評価された風景画家です。

本作品はライスダールが生まれ育ったオランダ中部の街ハールレムを描いたもの。広い空と美しい雲、地上にはその雲によってできた美しい光と陰のコントラストが描かれています。

遠景には今でもオランダと聞くと思い浮かぶ風車の姿がいくつも描き込まれた美しい作品です。

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